古代都市チチェン・イッツァ


チチェン・イッツァは1988年に世界遺産に登録されたメキシコのマヤ文明の遺跡です。
古代都市チチェン・イッツァの動画
概要
ユカタン半島のユカタン州州都メリダの東、約120Kmにある「後古典期マヤ」の遺跡で総面積は約1,5平方マイル。半島のつけ根の密林にあるティカルは「古典期マヤ」の遺跡。現在、高速道路により、分断されていますが、北部はトルテカ期、南部にはプウク期の建物が残っており、南北での町の構成がはっきりと違いを見せています。
マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビの姿の神。ケツァルコアトルのマヤ語名)を祀るピラミッドです。基底55.3m四方、高さ24m(頂上の神殿部分は6m)。通称の「カスティーヨ」はスペイン語で城塞の意。「ククルカンのピラミッド」、「ククルカンの神殿」とも呼ばれます。
カスティーヨは、2007年7月に、新・世界七不思議の一つに選ばれました。
遺産名 | 古代都市チチェン・イッツァ |
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所属エリア | アメリカ > 北アメリカ > メキシコ |
英名 | Pre-Historical City of Chichen Itza |
登録年 | 1988年 |
登録基準 | 文化遺産(1), (2), (3) |
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